日露戦争の英雄ゆかりの地 

「坂の上の雲」(NHKで放映)も、いよいよファイナルステージを迎えます。そこで乃木希典将軍(陸軍)と東郷平八郎元帥海軍大将の京都ゆかりの社寺を追ってみました。

① 乃木神社 明治天皇に殉死した乃木希典を祀る神社です。全国の乃木神社の中でも最も早く大正5(1916)年に創建されました。 乃木大将は明治天皇の御大葬に際して「うつし世を神去りましし大君のみあと慕いて我は行くなり」の辞世の句を残して殉死しました。当時京阪電鉄の代表であった村野山人氏は、この報に強い衝撃を受け、自らの全財産を投じて、明治天皇の墓どころである伏見桃山陵の近くに神社を創建しました。境内には、乃木旧邸が復元され、日露戦争の第3軍司令部として使用された民家などが移築されています。

② 東郷平八郎 日露戦争の際に連合艦隊司令長官として日本海海戦を指揮。バルチック艦隊を破り勝利に貢献し、乃木大将とともに国民の尊敬を集めました。乃木神社と同じく東郷神社が東京と福岡に建立されて、神として祀られています。東山ドライブウエーにある将軍塚の大日堂園内に「東郷元帥お手植えの松」があります。また乃木神社の宝物館には東郷元帥が乃木大将を称えて揮毫した書が、更には山科の坂の上に位置する岩屋寺(大石良雄隠棲の地)の収納庫には戦勝祈願の際に「赤穂義士」と書かれた扁額があります。乃木希典は文人でもありました。「乃木三絶」と呼ばれる漢詩の中でも叙情に満ちた優作「金州城外の作」は特に有名です。

“ 山川草木転(うたた)た荒涼 十里風腥(なまぐさ)し 新戦場 征馬前(すす)まず 人語らず 金州城外斜陽に立つ ”

 乃木神社の神門、台湾の樹齢3千年の檜一幹で建てられています。(伏見区桃山町板倉周防32)

国歌(君が代)に詠われている「さざれ石」、その奥に「水師営の会見の歌」にでてくる棗(なつめ)の木があります。

乃木神社の本殿、(両サイドに見える馬はロシアのステッセル将軍から贈られた愛馬寿号と璞号)

将軍塚の大日堂の園内にある「東郷平八郎お手植えの松」

岩屋寺の収納庫にある東郷元帥が揮毫の「赤穂義士」の扁額 (下は四十七士の位牌)

坂の上にある岩屋寺の入り口 (山科区西野山桜馬場96)

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