美濃岩村城を訪ねて  ~京都番外編⑧~

岐阜県岩村町にある岩村城は別名を霧ヶ城といい、日本三大山城の一つです。天然の峻険な地形を活用した要害堅固な山城で、海抜717mに位置し、全国の山城の中で最も高地にあります。戦国時代には武田信玄と織田信長によって争奪戦が繰り返されていますが、女城主(遠山景任の妻)や森蘭丸が城主として君臨した歴史もあります。城の特徴は①井戸が四つもあこと②城内に鎮守の社が二つあること③中世城郭の遺構を近世城郭へ修築しているなど。霧ヶ城の別称は霧が発生しやすい地勢にあることから名づけられましたが、伝説によると敵が攻めてきたとき、城内に秘蔵した蛇骨を井戸に投げ入れると霧が立ち込めて城を覆い、敵兵は地形が見えずに攻めあぐんだそうです。復元された太鼓やぐらのある曲輪では歴史を偲び毎年夏に薪能が行われています。また城下町の古い町並みは国の伝統的建造物群保存地区に指定されています。ちなみに日本三大山城のあとの二つは大和高取城(規模では日本一)と備中松山城(天守閣の現存する唯一の山城)です。

美濃岩村城の本丸虎口 (六段壁の異名をもつ)

美濃岩村城の「霧ヶ井」(この井戸に蛇骨を投げ入れると霧が立ち込めるという)

美濃岩村城の復元された藩主邸 (奥の曲輪跡では毎夏、薪能がおこなわれています)

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