迫力に満ちた陰陽の巨岩 ~岩屋神社

某日、未知の山すそを彷徨中に「奥の院」と書かれた矢印が目にとまり、誘われるように山腹に足を向けました。急坂を登ること10分余り、いくつかの鳥居を抜けると斜面にたちはだかる巨大な岩が出現、その凄い迫力に圧倒されました。高さで約7m、周囲は30~40mもあろうかと思える陰と陽の二つの巨岩です。どこかの神社の奥之院らしいことは想像できたのですが、詳しくは不明のまま下山しました。 後日、かなり離れた場所にある岩屋神社と判明、本殿で入手した由緒書によると、この両巨岩が神社の根源であり磐座信仰の名残と分かりました。社殿が山のふもとに建てられたのは寛平年間(889~898)ですから1100年以上も前のことです。陽岩に天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)を陰岩に、栲幡千々姫命(たくはたちじひめのみこと)を祀り、古代から実りをもたらす五穀豊穣の神としての信仰を集めてきたようです。京都には岩座信仰から生まれた神社は、まだ沢山ありそうです。

岩屋神社の 奥の院の「陰岩」

 岩屋神社の奥の院の「陽岩」

岩屋神社の本殿、正面 (場所 山科区大宅中小路町67)

sakuragai6 の紹介

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