くわばら くわばら

“くわばら くわばら” とは、雷が桑原には落ちないという言い伝えから、落雷など忌むべきことを避けるために唱える、おまじないの言葉です。ところで京都にはこの言葉の由来となった桑原町という町名が今も立派に存在しているのです。日本三大怨霊の一人、菅原道真が無実の罪で大宰府に左遷され不遇のうちに亡くなったことは良く知られているところです。その翌年から京の都には次々に災厄が発生、そして人々を恐怖に陥れたのが御所をはじめとして、いたるところに落ちた雷でした。しかし不思議なことに一度も雷が落ちないところがありました。それは道真の領地で、彼の家系を継ぐ桑原家の屋敷があったという現在の桑原町です。「ここは道真様の領地ですから雷を落とさないで・・」という意味でくわばら くわばらと唱えたのだそうです。その場所は中京区丸太町通り柳馬場東入の京都地方裁判所の敷地にあり、家も住人もいないのですが平成22年度版の郵便番号簿には、桑原町604-0976と設定されています。なお昔から雷は桑畑には落ちないといわれ、雷が鳴ると桑畑に避難したことから、この言葉が生まれたという説もあります。

雷雲と稲妻

京都地方裁判所 (正面の植え込みの部分が桑原町)

中央の上部に「桑原町」の表示(京都吉田地図の住宅地図から)

丸太町通りを挟んだ北は京都御苑です。

sakuragai6 の紹介

京都を愛する、ロマンティストの男性シニアです。
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