京都一周トレイルを歩く ~大原から鞍馬まで

今回は「北山東部」の大原から鞍馬までのコースです。江文峠を越えて静原から薬王坂という道のりは前回に比べると楽勝。余力を生かしてコース外ながら鞍馬寺・奥の院経由で叡電・貴船口まで寄り道をしました。江文峠は後白河法皇が大原御幸の際に辿られた寂光院への道。静原神社は天武天皇が逆徒に襲われた際に、ここに臨幸され、体を安らかに心を静かにされたことが「静原」の地名の由来。山道では実物にお目にかかるのは少ないのですが、時折マムシ草に出会います。薬王坂は最澄が鞍馬で薬師如来像を造り、比叡山に帰る道すがら、ここに薬王が現れたそうです。たまたま付近の赤松の大木の根に巻かれて立っている石碑に浮き彫りにされた石仏二尊がミラクルで印象的です。山深い鞍馬・貴船は史跡や名所が多いのですがほんの一部にとどめます。僧正ガ谷不動堂、かの有名な鞍馬天狗が牛若丸と出会った場所です。やがて蛍のシーズン。叡電・貴船口から貴船神社に続く参道には蛍岩があり周辺は今も蛍の名所です。貴船川を飛び交う蛍を見た和泉式部は、恋に悩む我が身の魂を蛍にたとえて歌を詠んでいます。  “もの思えば 沢の蛍も わが身よりあくがれ出づる 魂かとぞ見る”。

山道でときおり姿を見せるマムシ草

薬王坂で大木の根に巻かれた花崗岩の石碑(石仏二尊)

鞍馬山の僧正ガ谷(義経が天狗に武術を学んだ)

貴船川のほとりにある蛍岩

sakuragai6 の紹介

京都を愛する、ロマンティストの男性シニアです。
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