日本で最小のもの 三選

“山椒は小粒でもぴりりと辛い” 日本で最小ながら、それぞれに味わいのある庭園、五重小塔、仏像の三つを選んでみました。

① 庭園・東滴壷 (大徳寺の塔頭・龍源院の壷庭)

日本最小の石庭として、わずかな空間(約4坪)に禅味を凝らした趣向が特徴的です。 たった一滴の波紋が大海原となって広がってゆく光景を表現したもので、底しれぬ深淵に吸い込まれるような感じに、光線による演出効果も加味されています。

 <東滴壺>

② 五重小塔 (東寺宝物館)

宣陽門院ゆかりの宝物のひとつとして東寺の宝物館に安置されています。 高さ148センチ 鎌倉時代の作になる建造物です(重文)。屋外の五重塔では室生寺が最小ですが、屋内の五重塔としてはこの小塔が最小といえるのではないでしょうか。

 <東寺五重小塔>

③ 薬師如来坐像(仁和寺の霊明殿) 

康和5年(1103)に仏師円勢、長円が仁和寺に通って製作した最小の国宝仏です。 高さ10.7センチ、ビャクダン〔白檀)材の小像で、光背には七仏薬師像などを配した入念な作です。

 <仁和寺、薬師如来坐像>

sakuragai6 の紹介

京都を愛する、ロマンティストの男性シニアです。
カテゴリー: 仏像, 庭園, 建物   パーマリンク

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