迷子しるべ石  三題

江戸時代の末期から明治の中期に、迷子や尋ね人を探す手だてとして、石碑の片側に迷子の名前を書いた紙を貼り、知っている人が反対側に紙を貼って情報を交換するという風習があったようです。仲人を意味する月下氷人から、「月下氷人石」「奇縁氷人石」ともいわれ、京都には誓願寺〔新京極通り)と八坂神社および北野天満宮の三箇所に石柱が残っています。一般的には石柱の左側に探す方(尋方)、右側に教える方(教方)となっています。いわば「伝言板」のようなものですが、警察のなかった当時としては貴重な役割りを果たしていたことでしょう。

 

中京区誓願寺の「迷子しるべ石」

 

八坂神社の月下氷人石 (南門入り口左側)

 

北野天満宮の茶室「松向軒」にある「奇縁氷人石」                               

sakuragai6 の紹介

京都を愛する、ロマンティストの男性シニアです。
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