京都御所の平成22年の秋の特別公開が始まりました。 (11月17日から11月21日まで)
何といっても見どころは庭園ですが、つい見落としがちな意外性の場所を取り上げてみました。
① 道喜門(どうきもん) 建礼門の東横にある門で、粽司・川端道喜が「お朝物」とよばれる
お餅を毎日届けた通用門です。
② 亀卜の座(きぼくのざ) 宜陽院から紫宸殿に通じる敷石廊下を軒廊といい大嘗祭の前に
亀の甲羅を焙って斎田の候補地を占なった石です。
③ 滝口 清涼殿の中庭の西に流れがあり、それを辿ると僅かな落差の滝口があります。
昔、警護の武士が控えていたところで「滝口の武士」(平家物語の滝口入道=斉藤時頼)で知られ
ています。
道喜門
亀卜の座
滝口
御池庭 (池を中心にした回遊式庭園)