鳴虎 と 撞かずの鐘

 今年の干支の 「寅」 にちなんで報恩寺では元旦から3日まで豊臣秀吉ゆかりの掛け軸 「鳴

虎」を公開しています。  この絵は虎が川の水を飲む姿を描いたもので背後の松にはカササ

ギが二羽とまっています。    秀吉はこの図が気にいり聚楽第でゆっくり鑑賞しようと持ち帰

ったのですが、夜になると虎が鳴動して眠れないためやむなく寺に返したそうです。

一方,鐘には悲しい故事があります。 この地区の織屋に働いていた仲の悪い丁稚と織女が

夕方に鳴る鐘の音の数のことで言い争い丁稚は8つ、織女は9つと主張。 ずるい丁稚は寺男

に頼み込んで8つでとめて貰ったために負けた織女は悔しさから首を吊ってしまったそうです。

以来、お寺も鐘を撞くのをやめたことから撞かずの鐘とよばれるようになったそうです。

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          鳴虎の図

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    撞かずの鐘  (いまは除夜と大法要のみは撞く)

  「報恩寺」の住所      上京区小川通寺之内下る

sakuragai6 の紹介

京都を愛する、ロマンティストの男性シニアです。
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鳴虎 と 撞かずの鐘 への2件のコメント

  1. ヘルブラウ より:

    もうすぐ七草粥・・・の頃、年賀はちーと遅まきで失礼なのですが、

    あけましておめでとうございます、今年もブログでお付き合いどうぞよろしく!

    当時実物の虎を知らずに描いて猫のような虎が多いとどこかで読んだことがありますが、
    やはりそのようで可愛い虎さんですねぇ~・・・笑
    それに引き換えなんと哀しい意地の張り合いの悲劇な話なんでしょう。
    意固地な負けず嫌いな女性は気をつけなくてはいけまへん!・・・汗

  2. sakuragai6 より:

    ヘルブラウさま

    今年もよろしくお願いします。

    虎は仰るとおりですね。

    鐘の伝説といえば、「鐘にうらみは数々ござる」の紀州道成寺の安珍・清姫の怨念もすごいですね。 その鐘も数奇な運命を辿って今は洛北にある妙満寺に安置されていますが、毎年春には鐘供養も行われているようです。

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