文学の舞台を訪ねて(その1)  石 村亭

左京区下鴨泉川町にある石村亭は、文豪谷崎潤一郎が約8年間過ごした邸宅です。

敷地は約600坪で数奇屋造りと書院造りを融合した母屋と執筆に利用した離れ,茶室などが

あります。  庭の渓流のかたわらには青竹で作った添水(そうず)があって、間をおいて冴えた

音をたてています。 小説「夢の浮橋」はここが舞台になっており、作品ゆかりの場所の雰囲気を

肌で感じることができます。  現在は地元の日新電機が譲り受けて迎賓館として利用されてい

ますが、ほぼ元のままで保存されているのは立派です。  3年まえに一度だけ公開されたことが

ありますが実に90倍の応募者でした。     今も非公開ですが見学できる道があります。  

それは京都嵯峨芸術大学の生涯学習講座か大阪よみうり文化センター京都校のいずれも

谷崎潤一郎に関連の講座を申し込むことです。 やや回り道になりますが現地講座の一環

として見学することが可能です。

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                石村亭の門

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        庭から眺める母屋と縁側

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             離れの書斎

sakuragai6 の紹介

京都を愛する、ロマンティストの男性シニアです。
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文学の舞台を訪ねて(その1)  石 村亭 への2件のコメント

  1. 320 より:

    これはまた文学青年だった小生には、かっこうの話題ですね。
    細雪は2回通読、瘋癲老人日記、鍵、猫と庄助等々。
    日本の作家では三島と谷崎は別格の才能を持った作家だと思います。
    死去がもう少し遅かったらノーベル文学賞を川端より早く受賞していたはずです。京都にこんなに縁があったのですね。
    え~秋刀魚の歌は、佐藤春夫と谷崎夫人の事を歌ったとか。

    小生は作家より詩人に向いているとある教授が言ってました。
    友人は詩人にはなれなくても死人には必ずなれると申してます。

  2. sakuragai6 より:

    320さま

    文学青年のプロフィールには合点がゆきますよ。

    谷崎氏のノーベル賞は生存者という条件があっただけに惜しかったですね。 石村亭で「鍵」や「新訳源氏物語」なども執筆されたそうです。
    また佐藤春夫と谷崎夫人をめぐる問題についての当時の新聞も書斎に紹介されていました。
    余談ですがお孫さんがブラジルに在住で「陰翳礼賛」をポルトガル語に
    訳されたそうです。

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