京都三庚申札所

庚申の信仰の起源は中国の道教です。 60日ごとに巡ってくる庚申(かのえさる)の日の

夜は、人が眠っている間に体内にいる三尸(さんし)という三匹の虫が身体から抜け出て、

その人の罪を天上の帝釈天に告げるため命を縮めるという教えです。  そして庚申の夜は

人は寝ずに長寿を祈って一夜を明かす庚申待という習俗があります。

① 八坂庚申堂・金剛寺  (東山区金園町390)

日本三庚申の一つです。 (その他は東京の浅草庚申と大阪の天王寺庚申)

朱塗りの門と赤い幟がにぎやかで、地元の人は「庚申さん」と呼んでいます。

布製の猿の手足をひとつにくくって、祈願成就を願う「くくり猿」などユニークな信心

の形があります。

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② 粟田口庚申堂・尊勝院  (東山区粟田口三条坊町1)

青蓮院に属する天台宗の寺で、本尊に元三大師像を安置するところから、元三堂とも

呼ばれていました。   戦前までは、庚申さんの縁日は夜店などがでて賑わい、俗に

「粟田の庚申堂」とも呼ばれて親しまれていました。

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③ 山之内庚申・猿田彦神社 (右京区山之内荒木町)

御祭神の猿田彦大神は天孫降臨の道案内の故事から道を開く神といわれ

人生の道案内の神として知られています。  見ざる。聞かざる、言わざる

の三神猿は世の諸悪を排除して開運招福の教えを表すものとして、あるいは

虫封じのためにそれぞれの社寺に登場しています。

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sakuragai6 の紹介

京都を愛する、ロマンティストの男性シニアです。
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京都三庚申札所 への6件のコメント

  1. ぽん より:

    日本人は「三大○○」が好きですよね。
    それにしても、庚申さんまであるのは知りませんでした。せいぜい八坂さんぐらいで。

    私は、神様に告げ口を思いきりされそうなんで、絶対寝たらあきませんね(笑)

  2. sakuragai6 より:

    ぽんさま

    尊勝院は三条神宮道から粟田山荘の奥に上がる道がありますが、結構きつい坂でフーフーと息が切れますよ。  でも眺めはよく、また第4番目の猿「想わざる」などがいてユーモラスな感じです。 ただ公開の期間中でないと内部は見れないですが・・・。

  3. augustaugust より:

    「想わざる」ってのもあるのですか?

    初めて庚申さんを知ったのは
    こっちにきて奈良町を歩いてた時にバッタリ。
    その後、八坂の塔に行こうとして、出会いました。
    それまで知らなかったんですよ。恥ずかしいぃ~。

  4. sakuragai6 より:

    augustaugustさま

    八猿正道(はちえん・しょうどう)といって、ほかにも
    為さざる、合掌ざる、持たざる、忘れざるなど八匹もいますよ。

    「花なび」は長らくご無沙汰しましたしが、6月9日から再登場
    しますのでよろしくお願いします。

  5. 320 より:

    桜貝先輩、東京に戻ってました。

    浅草鳥越の千貫神輿です。

    http://www53.tok2.com/home/arthur3/090607%20068.avi

  6. sakuragai6 より:

    320さま

    動画で有難うございます。  ずいぶん重そうで大きな神輿ですね。

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