祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・・(平家物語)。
鐘に恨みは数々ござる……
紀伊道成寺の安珍・清姫の伝説など、
鐘にまつわる物語は数多くありますが、ここでは日本の三名鐘をとりあげて見ました。
① 形の平等院
梵鐘(国宝)には鐘身に宝相華の地文の上に鳳凰や踊る天女などが描かれており
藤原時代の名鐘です。(写真右上)
② 音の三井寺
観音堂の北側にある鐘楼は、生き別れに なった母と子を歌った謡曲「三井寺」の舞台に
なっています。 中秋の名月の夜、母がこの鐘をついて再会を果たします。 近江八景
三井の晩鐘としても親しまれています。 (300円 でひと撞きすることができます。)
慶長7年(1602)桃山時代の遺品です。(乳の数108)・・・・(写真下)
③ 銘の神護寺
金堂の東の鐘楼にある銅製の鐘(国宝)。 平安時代、貞観17年(875)の鋳造で
橘広相が序詞を作り、菅原是善(道真の父)が銘を選び、藤原敏行が書いたもので三絶の鐘と
称しています。 ひびが入っているので保護のため拝観はできません。 (写真左上)
冒頭の安珍・清姫の伝説の鐘は現在、洛北の妙満寺に安置されています。
そのほかの代表的な鐘としては、方広寺(重さ)、知恩院(大きさ)、妙心寺{古さ、現存の
在銘で最古、文武2年(698)」などがあります。
鐘といえば、小さな釣鐘のような馬酔木(せせび)が市内随所でみられますね。
5年程前の3月、お世話になった山梨の夫人が突然召されました。
妻と共に車で駆けつけました。が、諏訪湖を目前に突然の大雪。
路面はみるみる真っ白になりました。「おい、運転を代わってくれ、俺は雪道に慣れてない。」ノーマルのタイヤでした。心強い妻の運転で山梨にたどり着きました。
年老いた夫人が遺体に取り付いて泣いていました。娘に先立たれた母でした。
庭には沢山の「あせびの花」。
私は召された、この夫人の導きでイエスさまを知りました。
天国で、この姉妹と再会出来ると信じています。
320さま
お久しぶりです。 馬が食べると酔うようにはとても思えないですね。
花言葉に「あなたと二人で旅をしよう」「この身を捧げます」などが
あるようです。
桜貝先輩、私のHPの左上のピンクのボールのアイコンをクリックして下さい。。
320さま
アルバムが良く整理できていますね。 写真では紅葉の毘沙門堂が
綺麗です。 私の「花なび」の最近の写真はボケが多かったのは
どうもダウンサイズの調整に原因があったみたいです。
三大名鐘ですが、今日 京都へ紅葉を見に行きました。知恩院へ行きましたら NHKの大晦日の「ゆく年くる年」に撞く鐘を紹介されました。見に行くと説名版に日本三大名鐘の一つとありました。たまたま修学旅行の学生さんを案内していたタクシーの運転手さんに聞きましたら「ほかの二つは方広寺、東大寺のそれで、大きさの三大名鐘です。」とのことでした。
富田節子様
仰るとおり「日本三大梵鐘」」と「日本三名鐘」の二つのグループの呼び方があります。
方広寺、知恩院、東大寺の鐘は「日本三大梵鐘」と呼ぶグループに属し、主に鐘の規模
が基準になっているようです。 ご参考までに下記に重さと高さを記します。
方広寺 重さ 82.7t、 高さ4.2m
知恩院 々 70t、 々 3.27m
東大寺 々 26.3t、 々 3.86m