二つのへそ石

e696b0e38197e38184e3839be383abe38380no2-0981e696b0e38197e38184e3839be383abe38380no2-0881

京都には伝説や信仰に因んだ石は多く、実に100個ちかくもありますが、その代表格は六角堂のへそ石です。   聖徳太子が四天王寺建立の用材を求めてこの地を訪ねられたときに美しい池に出会い水浴をされました。   浴後、かたわらの小枝にかけていた護持仏をとろうとしますと不動のまま光を放ちお告げを授けられました。   太子はこの如意輪観世音菩薩(約5.5cm)を祀るため当寺を建立されたのです。  後に平安京造営に際してお堂の位置が道路に当たるので、困って勅使が祈ると、建物が自然に北へ動いたそうです。   その後に残った礎石が「へそ石」(写真上)と呼ばれ京都の中心に位置すると言われています。  (直径42cmの円形で中央には13cmの穴があります。)     もうひとつの「通称へそ石」が大津市にありました。  山科から牛尾観音、音羽山頂を経て東海自然歩道の松林を抜けると松尾芭蕉の住んだ幻住庵があり、石山寺に近い国分寺に至ります。   ここは奈良時代に淳仁天皇の保良宮跡があったところで、「ほらの前の礎石」は塔の心柱を支える礎石かもといわれています。   保良宮は中国・唐の慣習に習い平城京とは別に設けたみやこで未完成のまま廃止されたものです。   未解明の部分も多いのですが、当地の歴史を語る上で、この石の存在も見過ごせないようです。(写真下)         なお京都、六角堂の秘仏(136年ぶりの御開帳)は本年4月12日までです。

(写真説明)    「上」 中京区六角通り東洞院西入る  六角堂(頂法寺)の 「へそ石」

           「下」  大津市国分2丁目    保良宮跡 の 「ほらの前の礎石」 

                                                                                                                          (通称へそ石)

 

sakuragai6 の紹介

京都を愛する、ロマンティストの男性シニアです。
カテゴリー: 墓石, 寺院   パーマリンク

二つのへそ石 への2件のコメント

  1. 320 より:

    高校の時の仇名が「かえる」でして、両生類はへそがないのよ。

    http://www.youtube.com/watch?v=EyDPvVGRWts&NR=1

    この歌をバックルラウンドに新しいページをご覧下さい。

    下記のURLからご覧ください。
    http://www.imagegateway.net/a?i=pCsCgXS1qr

  2. sakuragai6 より:

    320さま

    なかなかいい歌でしたよ。  有難うございます。

    そして貴方のコメントは楽しく、へそが茶を沸かしてくれます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>