京都の天神さんは北野天満宮だけでない

春の足音とともに梅のシーズンたけなわです。    梅の花といえば北野天満宮が代名詞のようになっていますが、梅は少なくても菅原道真を祭神とする天満宮(天神)はなんと京都市内に約65社もあるのです。  道真が死後に贈られた神号の「天満(そらみつ)大自在天神」が天満の由来です。   時代によって組み合わせは変化しますが、江戸時代の中期には洛陽天満宮二十五社巡拝という習わしがあり1番の菅大臣社から、25番北野天満宮まで、いま流行りの巡拝がおこなわれていたようです。  神社の摂社、末社や寺院内などにひっそりとたたずみ、しかしそれぞれに、個性的な歴史背景を秘めています。  例えば道真の死後、共に大宰府にいた人々が帰郷して道真自作の観音像を祀った22番安楽寺天満宮や鴨川の水流がまっ二つに分かれて石の上に道真の霊が現れ雲の中に消えたという「登天石」のある18番水火天満宮などです。 (なお例外的には五条天神宮のように菅公と関係のない神社もあります。 )  また府内にも眼を向ければ園部町には菅公を生前より祀った日本最古と称する「生身天満宮」があります。(歌舞伎の「菅原伝授手習鑑」の登場人物が生祀したそうです。)  その数は更に増えます。  なにしろ伏見稲荷大社の分霊、全国3万2千には及びませんが、約1万2千社と5番目に多い数です。   人生は最後まで修行の旅です。 たゆみなき学問の向上を祈りつつ、ゆっくりと巡拝を楽しんでみては如何でしょうか。

 (写真説明)    「上」 は北野天満宮の梅苑の白梅

            「中」 は水火天満宮の「登天石」 (右)と 「乗馬禁止の石柱」(左)(都の中へ

            馬に乗ったまま入るのを禁止した、当時の珍しい標示)・・・・上京区堀川通り

            上御霊前上る東側。

            「下」 は安楽寺天満宮・・・・上京区天神通上ノ下立売上る北町

sakuragai6 の紹介

京都を愛する、ロマンティストの男性シニアです。
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京都の天神さんは北野天満宮だけでない への22件のコメント

  1. 私の故郷は東京の下町、墓所が亀戸にあった為、亀戸天神に幼い頃よくお参りしました。学問の神様だったので入試にも合格しました。
    青年老いやすく学成り難し、一寸の光陰軽んずべからずと申しまして、
    未だ浅学の徒であります。
    土地土地のお兄さんやお姉さんに迷惑かけがちな未熟者であります。

    PS、柴又はまだ東の外れ、千葉県の境、矢切の渡しの方です。

  2. sakuragai6 より:

    Mitsuo Sakakibaraさま

    いえいえご謙遜を・・・なかなかの博識とお見受けしています。

    「未だ覚めず池塘春草の夢 階前の梧葉已に秋声」とつづく朱熹(朱子)の漢詞
    は私も好きな詞の一つです。
    それと「東風吹かば・・・」 ほど一般的ではありませんが、「去年の今夜清涼に
    侍す 秋思の詩篇独り断腸 恩賜の御衣今此に在り 奉持して毎日余香を拝す」
    の漢詞は菅原道真の悲痛な思いがせつせつと胸に迫るようです。
    北野天満宮では毎年10月29日に菅公の詞作にちなんで余香祭が行われてい
    るようですよ。
     

  3. こち寅は花粉症で鼻が効きません。

  4. sakuragai6 より:

    Mitsuo Sakakibara さま

    そういえば私も嗅覚が衰えてきたのか、「梅が香にのっと日の出る山路かな」
    とはいかなくなりました。  耳、鼻だけならまだしも最近は脳も疲れてきたのか
    近親者にアルツハイマーが始まったのではないかと言われることしばしばです。

  5. augustaugust より:

    五条天神宮って、昨日、五条あたりに用事があってでかけて
    迷ってあるいてるときに見たのかなぁ~・・・。
    目的の場所は四条近くまで上がった後、再度下がって
    やっと見つけました・・・(てへっ!)。

    It is not too old to learn.
    知らないことが多すぎます!
    こんなことも知らないんだぁ~って落ち込んでるヒマありませんよね。
    あちこちの友人から資格とったよ、タイトルとったよ~なんてニュースが最近多い。
    あ~置いてかれてるぅ~と思いつつ
    やっぱ、やるしかないっね!
    ちょっと、つぶやきタイム。

    段々花の季節になりました。
    彩りの季節って気分もウキウキしてきます。
    お天気ならもっとウキウキできるのに。

  6. sakuragai6 より:

    augustaugustさま

    五条天神宮は松原通り西洞院西入るにあります。  毎年節分には日本最古
    という宝船図を参拝者に配布しています。  (祭神は天照大神ほか三神です。)
    なお「義経記」によると牛若丸と弁慶が出会った場所だそうですよ。

  7. みっちゃん より:

    菅原道真を祭神とする天満宮(天神)が京都市内に約65社もあるんですね。ビックリです!
    花なびでも梅の花の状況を紹介していただきありがとうございます。私の生まれた城陽市の青谷も現在梅の花が咲き、にぎわっているようです。桜と比べて華やかさには負けますが桜より一歩早く寒さに耐えて長く咲き、又何といっても花の香りが奥ゆかしいですね。

  8. ヘルブラウ より:

    桜は、家のはどうも八重桜のようでアルスター湖の公園にはソメイヨシノのようで、
    こちらにはいろんな種類のがかなり昔から植えられているのに、
    梅はなぜかみられません?・・・

    梅といえば花よりすぐに梅干でぇ~~~
    帰国のたびに重量制限を気にしながら持って帰ってきています。

    北野天満宮の菅原先生の怒りが聞こえてきそうなコメントですんまへん!

  9. sakuragai6 より:

    みっちゃんさま

    よいところでお生まれなのですね。  青谷梅林は京都府下でも最大の梅林として
    昔から有名ですものね。     来年はこのブログで紹介をさせて頂こうかな。

         ”梅は匂いよ、桜は花よ 人は心よ振り入らぬ”

         歌のとおり確かに香りですね。

  10. sakuragai6 より:

    ヘルブラウさま

    花は正直ですね。  我が家の梅の木は例年パッとしなかったのですが昨年の暮れに
    珍しく、僅かばかりの肥料を与えましたら、てきめんに今年は花の勢いが違います。
    実は梅酒に化けています。
    北野天満宮では梅苑で採れた自前の梅を干して正月に昆布入りの皇服茶(大福茶)
    として参拝者にふるまっています。

  11. プ~サン より:

    桜貝様

    初めて投稿いたします。   【投稿】なるものが初めてなので緊張します(・.・;)

    今日はとても暖かい春の様な陽気でしたね。 

    でもこの季節は嫌いです。  長年お付き合いしてる花粉が・・・(私は拒否してるのにストーカーです)\(゜ロ\)(/ロ゜)/

    花なびに城南宮の梅が載っていますが、城南宮と言えば法除けの神様で家を買ったり立て直したりした時にお札を頂きに行くぐらいにしか私には用事のない神社でした。
    長年(5?年)京都に住んでおりますが昨年初めて城南宮のしだれ梅を見に行ってきました。   本数の多さに驚き良い香りもしてどの株も満開で素晴らしい~!の一言でした。    わざわざ他に行かなくても近くにいい所があったんですね  
     香りに誘われて来たのか鳥たちも枝に止まっていて近くに見ることが出来楽しみました。  すぐ横に1号線が通ってるにもかかわらず城南宮は静かでした。 
     
    もうひとつ城南宮に行きました。
     7月に行われる車の茅の輪くぐりも体験してきましたよ。(^^♪
    大~きな茅の輪を運転しながらくぐり抜けるのです。    そしたらお札を頂けました。    交通安全を再認識した茅の輪くぐりでした。

  12. sakuragai6 より:

    プ~サンさま

    ようこそ! ウエルカムです。
    そうですね。 城南宮はもともとは方除けの神様で有名でしたが今では
    車の交通安全祈祷でも有名になりましたね。
    私は未だ「曲水の宴」を見たことはないのですが、うりものの3つの庭のなか
    で「源氏物語花の庭」なども参考になりますね。 それからブログの画像の上の欄の「自己紹介」の右の「花なび」
    もクリックしてご覧ください。  JR桃山駅の桜が満開ですよ。

  13. 今日の花粉は酷かった。花が通らないクシャミが連発する。

    鼻筋は通っているのに、どうしてでしょう桜貝先輩?

  14. sakuragai6 より:

    Mitsuo Sakakibaraさま

    私も20代か30代の時にあまりにもクシャミが良く出るので耳鼻科の診察
    を受けたら「鼻中隔湾曲症」との診断で、こわごわながら手術を受けたら
    完治しました。
    鼻中隔は鼻腔を左右にわけている仕切り板のようなもので
    鼻の前方は軟骨で奥の後方は骨でできていて粘膜でカバーされている
    ようです。   いくらか曲がっているのが普通だそうです。
    思い切って医者の門をたたいて見られては如何ですか。

  15. yamana より:

    大学入試後に、ひたすら神頼みをして回りました。
    計226社。
    お賽銭だけでも226円をはたきました。
    後期試験の勉強もせずにそんなことをしていましたが、無事合格できました。
    でもそのうち天神さんは稲荷、住吉、八幡より少なかったです。

  16. sakuragai6 より:

    yamanaさま

    凄い数ですね。  千日回峰道やお土居めぐりといい健脚ぶりは
    学生時代から培われていたのですね。
    私は、車依存でまったく歩かなかったのですが、よわい後期
    高齢者に入った今頃になって歩き始めています。

  17. 桜貝先輩、例の「ゴンドラの唄」はYOU TUBUでも利用規約に違反してるとかで、
    消されましたよ。でも若い頃の越路吹雪、若尾文子等の入浴シーンは脳裏に焼きつきました。消される前にダウンロードしておけばよかったかな。でも、これはきっといたちごっこになるでしょうね。WEBやメールでの発言は一回発進してまうと回収不可能ですから気をつけないといけませんね~。
    今日は再び来ぬものを。

  18. sakuragai6 より:

    Mitsuo Sakakibaraさま

    気がつきませんでしたが、それは残念ですね。

  19. 三浦勝哉 より:

    はじめまして、私も天満宮25社巡拝をしていますが、16番釜座二条上る飛梅天神と21番出町広小路上る九間町火除天神が確認出来ていません。持っている資料が違っているの?16番・21番同じですか教えて下さい。

  20. sakuragai6 より:

    三浦勝哉様
    ようこそ、色々な説があって多少、異なる組み合わせもあるようです。
    私の理解では次の通りです。
    ①飛梅天満宮 東山区妙法院前側町の新日吉神宮(東山七条から京都女子大学への坂道を登ったところ)の末社です。
    ②火除天満宮 下京区寺町通四條下ル東側(細い入り口を奥に入ったところ)

  21. nadesikomaeda より:

    初めての訪問です。桜貝の歌は知っていますが、あの詩は知らなかったです。心に響きました!!
    桜貝のバラもしっとりと綺麗です。流石、写真が素敵です。
    また、ご訪問しますね。

  22. sakuragai6 より:

    nadesikomaedaさま

    はじめまして。
    ようこそお立ち寄りくださいました。過分なお褒めを頂いて恐縮です。 どうぞ今後ともよろしくお願いします。

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