勝運の牛のいる三室戸寺

当寺は西国観音霊場10番の札所で本山修験宗の別格本山です。  約1200年前(宝亀元年、770年)に光仁天皇の勅願により、山奥の渓流から出現した千手観音菩薩を本尊として創建されました。  写真(中)に見られるように裳階付きの重層入母屋造りの建築です。    本堂の入り口には駒犬ならぬ、今年の干支にかかわる「宝勝牛」が鎮座しています。   伝説によれば昔、宇治の里に住んでいた百姓の夫婦がやっとの思いで手に入れた子牛があまりにも弱々しいので、毎月この寺の観音講に連れてきては境内の草を食べさせていました。  あるとき牛が粘液のついた丸いものを吐き出したので、夫婦はそれを洗い清めて大切にしまっていました。 牛はその後どんどん元気になり大きく育って農耕にも役立つようになりました。  うわさを聞いた村の欲深いい男が賞金付きの条件で闘牛の申し入れをしてきました。  夫婦は断ったのですが、牛がぜひ闘いたいと夢にまで現れて懇願するので、承諾したところ、見事に相手を打ち負かしました。 夫婦は賞金の百貫を元手に牛の仲買をはじめ村一番の金持ちになつたそうです。 年老いて仏門に入る時に仏師に牛の木像を作らせて、その体内に「牛玉」をおさめてお寺に奉納したそうです。 牛の体内にある玉はお腹の内視鏡で見ることができます。  勝運とご利益を祈願してスポーツ選手などの参詣が多いそうですが、今年の正月は例年の3倍増の由、なお若乃花は祈願の年に無事に優勝を果たしたそうです。

 (写真説明)    上は宝勝牛 中は本堂の外観 下は若乃花と貴乃花の手形

 (場所)       宇治市菟道滋賀谷21

sakuragai6 の紹介

京都を愛する、ロマンティストの男性シニアです。
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勝運の牛のいる三室戸寺 への11件のコメント

  1. 三室寺はアジサイの季節に愚妻と行きました。山肌全体のアジサイよりもカタツムリを見つけて感激しました。東京の下町でも私が子供の頃はいたんですが、京都には自然が多く残っていると感じましいた。

    実家から隅田川の川向うに両国国技館の金色の屋根が見えます。蔵前に国技館があった頃は相撲はもっと身近な存在で「ふんどしかつぎ」がよく江戸通りを歩いていました。先代の若乃花が優勝すると蔵前橋通りを西へ阿佐ヶ谷の二子山部屋までパレードをするので観に行きました。栃錦が優勝すると蔵前橋を渡って両国へ行くので見られませんでした。勿論、若乃花の大ファンでした。

  2. sakuragai6 より:

    Mitsuo Sakakibaraさま

    いつも有難うございます。

    私はアジサイの季節に一日だけ(7月2日)のハス酒を楽しんでみたいと思っています。
    ハスの葉にお酒を注ぎ、茎をストローに見立て飲むという趣向ですが、150種、250鉢
    の中には大賀ハス、古代ハスの他に珍種の大酒錦(酒に強い力士みたいな名前
    ですが・・)なども鑑賞できるそうです。

  3. ヘルブラウ より:

    紫陽花の季節ではありませんでしたがこの三室戸寺(戸が入ると知りませんでした)はお参りしたことがあります。
    今年の干支の牛でこんな昔話があるのですね~、
    うさぎ、かめ、きつね、、狸・・・・・・などは昔話によく登場するような気がしますが
    牛ってのは珍しいですよね~、私が知らないだけなのかもしれませんが・・・

  4. sakuragai6 より:

    ヘルブラウさま

    本当に珍しいですね。    昔話ではありませんが社寺のなかで牛が脇役で登場するのは北野天満宮の神使と広隆寺の牛祭り(現在は休止中です)ぐらいなものです。

  5. augustaugust より:

    逸話のある牛さんのいる寺社、
    北野さんの牛だけじゃないんですね。
    また、ひとつ賢くなっちゃったーっ!

    何か、こことぞばかり勝運をかけるときは
    三室戸寺におまいりしなくちゃっ。

  6. sakuragai6 より:

    augustaugustさま

    民話の花咲か爺さんみたいですね。

    競馬フアンの方にはおなじみ、勝運と馬の神社ですと「藤森神社」に
    許波多神社(宇治市五ヶ庄)といったところでしょうか。

  7. 小生、酒も馬もやらないのですが、カラオケは大好きでして、飲み屋に行って注文は?
    「ジンジャエール。」と云うと「冗談でしょ?」と云われる始末。
    下記サイトのようなのをサーフィンするのが目下の楽しみです。

    http://jp.youtube.com/watch?v=l_6ELbr8PRY

  8. sakuragai6 より:

    Mitsuo Sakakibaraさま

    遠藤実の作曲もいい歌が多いですね。   私も赤い灯青い灯から遠ざかって長い年月がたちますが、好きな歌は私の代名詞の ”さくら貝の歌” それに花がらみでは”あざみの歌”などです。

  9. http://jp.youtube.com/watch?v=42TR6iXqDU4

    http://jp.youtube.com/watch?v=RhZT1M6YHaI

    ですね。小生、長い間「あざみ」は夜に咲くものだと思ってました。
    ある日、ハイキングをしていて「あれがあざみの花だ。」云われ勘違いに気づきました。

  10. sakuragai6 より:

    Mitsuo Sakakibaraさま

    そうです。 ご親切に有難うございます。
    おなじ歌を異なった歌手の歌唱で楽しめ、またエピソードなども参考になります。
    早速「お気に入り」に登録させて頂きます。

  11. 著作権が切れているのでしょうか。小生の好きな曲は曲名か歌手名あるいは年代で
    検索をかけると、直ぐに本人歌唱で楽しめます。
    これ越冬には最適で、はまってます。睡眠不足になりそうです。

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