バス停の呼称にかかる安井金比羅宮

5月5日付のブログで 「出町柳は駅名であって地名ではない」 と書きましたが、東大路通りのバス停留所「東山安井」もその一つといえます。  実際に地名もなければ町名もないのに安井という呼称がついたのは、おそらく安井金比羅宮があるからでしょう。   ちなみに、この神社は、元禄8年(1695)、太秦安井にあった蓮華光院が当地に移建されその鎮守として崇徳天皇に加えて讃岐金刀比羅宮より勧請した大物主神と源頼政を祀ったことから安井の金比羅さんの名で知られるようになりました。

ごく近くには祭神、崇徳上皇の御廟があります。  上皇の寵愛が篤かった阿波内侍はご遺髪を請いうけて一塚を築き亡き上皇の霊をお慰めしたそうです。   なぜか御廟の管理は上京区の白峯神宮なのです。   聞けば慶応4年(1868)に、政府の転覆を危惧した明治天皇が保元の乱に破れ讃岐で憤死した崇徳天皇の神霊を讃岐の白峯陵から京都へ帰還させて白峯神宮を創建されたからとのこと。 (白峯神宮の祭神は崇徳天皇と惇仁天皇です)   安井金比羅宮の見どころ、は絵馬舘、縁切りの碑、四角の鳥居、久志塚などです。  古い櫛の供養のため毎年9月の第4月曜日に櫛祭りが行われますが、あでやかな行列はあたかも女の時代祭りのようです。

(写真)  下は崇徳上皇の御廟(東山区祇園歌舞練場東側)

       上は安井金比羅宮の珍しい柱が四角の鳥居

(場所)    東山区東大路通松原上る西側 バス停留所 

        「東山安井」下車

 

 

 

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