たらたら坂

京都市内随一の盛り場、新京極通りには幾つかの不思議どころがあります。

その一つ「たらたら坂」は三条通りから新京極へ南に曲がると、なだらかな下り坂になっています。

これがなぜ不思議かといえば、直ぐ西隣の寺町三条には坂がなくほぼ平坦だからです。

歴史地理の専門家はいとも明快に謎解きをしてくれました。   それは寺町通りと新京極通りは隣どうしでも歴史が違うということ (つまり洛中洛外の境界が背景にあると言うこと) と豊臣秀吉が三条大橋をつくり三条通りを主要街道とした時に、鴨川の河原の中を通る三条通がぬかるまないように、周辺より土地を高く上げた、その名残りということです。

事例は他にもありますが、京都の歴史の奥深さを示す一例ともいえましょう。

写真では一寸判りにくいかもですが、上の写真のショーケースの下部に見られる傾斜にご注目ください。   下の写真は新京極三条から南に向かっての遠景です。

sakuragai6 の紹介

京都を愛する、ロマンティストの男性シニアです。
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 たらたら坂 への4件のコメント

  1. matosaburo より:

    こんばんは、ぎょぎょ23さんの紹介で拝見させていただいています。新京極界隈は京都の“おもしろさ“が詰まっていますね。河原町駅の北側にある柳小路をぶらぶらした時、ここで夕方一杯やたっら楽しいなと思いました。たらたら坂もおもしろそうですね。これからも楽しみにしています。

  2. 鈴なり より:

    写真に見える「たらたら坂」東角のさくら井屋は、単なるお土産物屋さんにあらず。なんと天保年間創業の木版手刷りの店で、便箋や絵ハガキは今もってオリジナル。大正時代には竹久夢路のような作家も抱え、女学生が夢見る絵ハガキをたくさん作っていた店です。

  3. sakuragai6 より:

    matosaburoさまへ
    ようこそお越しくださいました。  裏寺町通りや花遊小路など細い静かな通りもなかなか雰囲気がありますね。 四条河原町の交差点で山鉾巡行の辻回しの時に人で動けなくなると、これらの道が逃げ場になってくれます。

  4. sakuragai6 より:

    鈴なりさま
    良い事を教えて頂いて有難うございました。
    こんど改めて、店内のウオッチングもして見たいと思います。
    ひきつづき、色々とご教示ください。

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